笹祝酒造について

メーカー概要

笹祝酒造株式会社

創業 1899年
所在地 新潟県新潟市西蒲区松野尾3249
電話番号 0256-72-3982
FAX 0256-72-3986
ホームページ http://www.sasaiwai.com/

笹祝酒造について

  新潟市の中心部から南西に向かって海岸線と並行に走る道があります。それは越後一の宮として知られる弥彦神社に繋がっていることから 地元では弥彦街道とも呼ばれておりますが、海岸線から2㎞と離れずに続くその道が、海岸際に立つ角田山を避けるために少し 内陸側に入り始めたあたりに今回ご紹介する「笹祝(ささいわい)酒造」があります。その辺りは内陸側に田んぼがずっと広がる穀倉地帯で、 平成17年に合併して新潟市となりましたがそれ以前は西蒲原郡巻町でした。

角田山

笹祝酒造 外観

 旧巻町には他に2つの酒蔵があり、そちらで造るお酒は以前から県外にも出荷されていましたので銘柄を聞けばお分かりになる方もおいで と思いますが、ここの蔵のお酒は今まで殆ど県外には出荷されておりませんでしたので、ご存知の方は少ないのかもしれません。

 「それはきっと昔からこの蔵の酒が地元で多く飲まれていたから、地元だけで十分やって来れたということもあったのかもしれませんが、 やはり何と言ってもこの酒蔵が地元の人々のための酒造りだけをひたすら考え、また地元からも強い支持を受けていたからなのだと思うのです。 そしてもうひとつ、この酒蔵ではお酒に対するはっきりとした考え方を持っていて、それはお酒はまず何よりも料理に合うものでなければ ならないと言うことでした。

 この辺りは、小泉首相が就任して最初の所信表明演説の際に引用した「米百俵」の逸話にある、窮乏する長岡藩に米を贈ったとされる 三根山藩があったところで、昔から米や野菜を中心とした農業が盛んでしたが、一方海にも近く毎日新鮮な魚介類が運ばれて来ておりました。 このように新鮮な農作物や魚介類に殊のほか恵まれ土地柄でしたので、素材の美味しさを生かした素朴な料理が多かったはずです。 そのような野菜や山菜の季節感ある香りや独特のクセを生かした、また白身魚の淡白な味わいを楽しむ料理に合うお酒はやっぱり、 それらの料理の味を邪魔しない淡麗で切れ味の良いお酒だったのではないでしょうか。

 とは言うものの以前は、この周辺にはきつい肉体労働の毎日となる専業農家が多く、料理の味付けも濃い目のものが多かったため、お酒もやや味の濃いものが好まれていたと言います。しかし近年では専業農家も少なくなり、また農家の仕事も機械化されてきたためか、料理の味付けも次第に薄味になってきていて、それに従ってお酒の味も変わってきているそうで、この酒蔵では常にそのような地元の嗜好に 合わせて酒の造りを変えてきていたのです。そして今では県内でも指折りの新潟らしい軽やかな香りの中に味わいある良質なお酒を醸しています。

和釜

静かに発酵熟成されるお酒

  さてこのように地元に愛される酒造りは一体どのように行われているのでしょうか。そのことを尋ねてみると、 この蔵では「酒造りはイメージ作りから」をモットーにしているとのことでした。それは地元の愛飲家や酒販店からの声を聞き、 社長自ら多くの人達と会い、さまざまな話を聞き、世の中の動きを見極めながらどのような酒が求められているのか、 また皆さんがビックリするような酒はどんなものかとイメージを創り上げ、それに向かって杜氏や蔵人達と研究し、 工夫を重ねて酒造りに取り組むのです。造り手に、明確な目標が無ければそれを上回る酒などできるはずもありません。 ですからまずこれから造るお酒のイメージを皆で共有してそれに向かっているのです。

 またこの酒蔵では、地元でこの蔵のお酒をきちんと取扱ってくれている酒屋さんだけにしか出さない地元向けの特約店ブランドのお酒も 造っているのです。それはこの蔵が精魂込めて造っている特別なお酒で、地元でもとても高い評価を得ているのですが、ごく限られた販売店でしか扱われていません。これこそ正に、地元の愛飲家やこの蔵の酒を懸命に販売してくれる酒屋さんを 大切に思うこの酒蔵の心意気であり、だからこそ地元中心にした経営方針でここまで続けられてきているのだと思います。

畠山洋一 杜氏

低温で保管します

  さて、この酒蔵の話をするとなるとどうしても触れないわけにはいかない話があります。皆さんは巻町と聞いて思い出された方は いらっしゃいませんでしょうか。新潟巻原発と言うと思い出す方もいらっしゃるかもしれません。以前この町に原子力発電所の建設計画があり、 賛成派反対派が町を二分して長い間激しく争う大きな問題となっていた時に、地域住民の声を聞くための住民投票を実施すべきと 運動を起こし、そのために推されて町長選挙に立候補したのがこの蔵の社長だったのです。一般の人々がお客さんである酒の蔵元が、 このような活動の先頭に立つことは敵を作ることにもなり、商売にとってはマイナスとなることも多かったはずです。しかし 何ゆえ敢えてこの社長が決断をしたのかは、蔵の酒造りの話を聞いて、何となく理解できたように思うのです。

 それは賛成反対の声が激しく交錯する中、この社長は自らは原発建設に対し賛成反対の意思表示を一切することなく、 ただ一点民意を問うことだけを求めたのです。結果として町長となって、全国初の原発建設の是非を問う住民投票を実施し、 反対派が勝利したことで建設計画は断念せざるを得なくなったのです。
 原発建設と言う、政治や業界などからの大きな力がのし掛かって来る中、住民の声を何よりも大切にすべきとの信念を貫いた強い思いは、 そのままここの蔵の酒造りに繋がっているのだと思うのです。

笹口孝明 代表

地元に根差した「笹祝」

 円やかで味があって味残りしないスッキリとした酒は、美味しい料理を更に引き立ててくれる最高の伴侶であり、そんな酒を造り続けるこの酒蔵は地元の誇りなのです。

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店舗紹介

セルフ片山 ピアBandai店・新潟屋

住所:新潟県新潟市中央区万代島2-5
営業時間:10:00~19:00(土・日・祝日9:30~)
電話:025-256-8077

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