加賀の井酒造について

メーカー概要

加賀の井酒造株式会社

創業 1650年
所在地 新潟県糸魚川市大町2-3-5
電話番号 025-552-0047
FAX 025-552-4482
ホームページ http://www.kaganoi.co.jp/

加賀の井酒造について

  昔、天保の時代に今の兵庫県の西宮と、芦屋を挟んでその西側の魚崎(東灘区)の2箇所で造り酒屋を営んでいた主人が、同じ工程で造っているにもかかわらず いつも西宮の蔵の酒の出来が良いことを不思議に思い、ある年に双方の杜氏を入れ替えて造らせたところ結果は同じく西宮の蔵の酒の出来が良かったため、 今度は西宮の水を魚崎に運び、魚崎の水を西宮に運んで酒を造らせたところ、魚崎の蔵の酒が良い出来となったことから西宮で造る酒が優れているのは 水の違いによることが分かったとされ、これが後に「宮水(みやみず)」と言われる酒造りにとても適した水として知られるようになりました。

  さてこの宮水がなぜ酒造りに良いのかは、昭和の時代になってから科学的に分析をされ、それによると酒造りにとって最も大切な微生物、 特に麹菌や酵母の活性化を促し増殖に必要なカリウムやリン酸、マグネシウムやカルシウムなどの無機成分が多く含まれている硬水であることが分かったのです。

糸魚川の海岸線

糸魚川の町並みと白馬の山

 このように酒造りにとってそのできの良し悪しを大きく左右すると言われる水ですが、その水に旨く出会うことができた酒蔵が今回ご紹介する「加賀の井酒造」です。
  加賀の井酒造は、新潟県の最西端に位置する糸魚川市にあります。糸魚川市は日本海に面し富山県と接しながら、一方長野県白馬村とも接しており、 またヒスイを産出する姫川などがあり海山川と大変自然に恵まれた都市です。その中心地を通る北陸街道(地元では加賀街道と呼ばれている)では道路に面して 立派な雁木が続いています。雁木とは雪国の商店街などに見られる、雪が積もっても店への出入りができまた通行ができるように家の軒を連続的に結んだ屋根状の構造物で、 今で言うアーケードです。

  その中にひと際どっしりとした風格ある切妻造りの建物が加賀の井酒造です。創業は1650年(慶安3年)とされており、新潟県最古の酒蔵です。 この創業に関しては酒造業を他から譲り受けたことを記した書面が残されていて明らかになっており、その書面は玄関正面の展示棚の中に表装して掛けられています。

加賀の井酒造 外観

江戸時代の貴重な文書

  1697年(元禄10年)と言いますから創業から半世紀ほど経ってからのことになりますが、当時のこの蔵の当主が酒造りにとっての水の大切さを知り、 新しい井戸を掘りその水で酒を造ったところ、従来の井水よりも酒母の出来が良く味の乗りがとても良い酒ができ、以来その水を使用しているそうです。 軟水が多く淡麗辛口の酒が主流の新潟県の蔵では珍しく、この水は硬水でありそのせいか深みのあるしっかりとした味わいの酒質になっているのです。

調べてみたところ、この蔵の地下には深さによって異なる水脈があって、現在の井戸はヒスイ峡と呼ばれる地域の石灰岩の地層を通る水脈とのこと。 ヒスイを含む岩の間を流れる水から酒が造られているなんて、何かロマンを感じますよね。

蔵元 小林幹男氏

小林大祐 営業部長

 さてこの蔵では酒造りの現場の総責任者である杜氏を置かず、蔵元自らが製造責任者となって人任せにせず皆で一緒に美味しい酒を造ろうと、 蔵人と共に一丸となって取り組んでいるのです。この蔵の目指す酒は、豊かな自然に恵まれたこの地らしく、山海の幸のいずれにも合う「飲む暖かさ」を 感じてもらえるようなゆったりと飲める酒です。

 その代表的な酒が純米吟醸酒です。大吟醸や吟醸酒が持てはやされるより以前から、米を丹念に研き純米吟醸酒を造っていたそうです。 だから毎年11月から始まる仕込みの最初の1本目はこの純米吟醸酒だと言います。最初の仕込みは、3月に造り終えしまったままになっていた 器具や道具を取り出し、米も新しくその出来具合もまだ良く分からない中で行うわけですから、かなりリスクの高いものなのです。 だから他所の蔵では最初の仕込みは普通酒でやるところが多いのですが、ここでは敢えて純米吟醸酒を仕込むのですからそれだけの こだわりと自信があるからに他なりません。だから当然といえば当然なのでしょうが、特定名称酒の中では純米吟醸酒の売上が一番多いのだそうです。

加賀藩の家紋が描かれた拝領品

重厚な土壁の蔵

  最後になりましたが、新潟の地で造る酒にもかかわらず酒銘に「加賀」の名前が入っていることを不思議に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 実はこれには大変ないわれがあるのです。話は江戸時代の参勤交代が行われていた頃に遡ります。ここ糸魚川の地は加賀藩が参勤交代の際の宿場となっていて、 殿様が宿所とした本陣がこの酒蔵(小林家)に置かれていたのです。加賀藩3代目藩主の前田利常公がご来駕の折、ここで醸す酒に「加賀の井」を命名されたことに 始まるのだそうです。当然こちらのお酒を飲まれてのことでしょうから、お殿様にさぞ気に入っていただけたのではないでしょうか。
  ですからここ小林家には加賀藩の家紋が描かれた重箱や酒器などの拝領品が数多く残っているのです。
  このように加賀藩の殿様もお飲みになった由緒ある酒をコツコツと造り続ける酒蔵のお酒、皆様もお殿様になったつもりでゆったりとお飲みになってみては如何でしょうか。

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