河忠酒造について

メーカー概要

河忠酒造株式会社

創業 1765年
所在地 新潟県長岡市脇野町1677番地
電話番号 0258-42-2405
FAX 0258-42-2822
ホームページ http://www.soutenbou.jp/

河忠酒造について

NHKハイビジョンの「アインシュタインの眼」と言う番組をご存知でしょうか。スーパーカメラを駆使し、これまで人の目では見ることのできなかったミクロ単位の技の世界、 秒速の世界での人や物の動き、驚異の自然現象など、時空を超えた新しい映像世界を撮影し物事の真相に迫る番組です。2008年3月に同番組で放送された 「命宿る酒」では米と水と、眼に見えない微生物を巧みに操る職人が生み出す日本酒造りの世界を紹介してくれました。

その中で、計量器では計りきれない米と水との微妙な加減を見、麹菌や酵母など物言わぬ微生物の動きを知り抜き、熟練した技と勘で酒樽の中の僅かな変化を 見抜く達人として紹介された杜氏が今回ご紹介する「河忠酒造」の名杜氏「郷 良夫」氏です。

郷良夫杜氏

 杜氏とは、酒蔵で酒造りに携わる職人達つまり「蔵人」の最高責任者であり、蔵元から酒造りの一切を委託された現場の総責任者なのです。 だから酒の出来の良し悪しは杜氏の力量に拠るところが極めて大きいと言われております。
  この郷良夫氏は、昭和7年の生まれで昭和23年から酒造りに携わっていると言いますから、かれこれ60年以上の酒造歴になります。 郷さんがここ「河忠酒造」に来られたのは昭和42年とのことですので、40年以上の間この蔵で酒造りをしているのです。 郷氏の越後流とも言うべき酒造技術の特徴は、昔から酒造りは「一麹、二もと、三造り」と言われておりますが、その一番大切な麹を全量手づくりで、 しかも全て箱麹法で作っていることです。
 箱麹法とは、種麹を付けられた蒸米は初めのうちは麹菌の生育が不十分なため保温してあげなければなりませんが、麹菌の生育に伴い発熱が多くなり 品温も高くなるため途中からは水分と熱の発散を進めるようにしてあげるなど管理がとても難しいものなのです。そのため麹の品温を管理しやすいよう箱の底に 竹製の簾を張った麹箱に小分けをし、その中で十分に乾燥させ長期発酵に耐えられる強い麹を作るのです。それは手間の掛かる大変な作業ですが新潟の 寒い冬の中で酒造りをするための技術で、低温環境での長期低温発酵に適した米を使い、西山連山からの軟水質の伏流水での仕込みなど、この蔵での酒造りの さまざまな条件の中で郷杜氏が試行錯誤を辛抱強く重ねた経験から編み出された醸造法なのです。
 郷氏は、このような酒造りでの卓越した技術と長年に亘る努力と業界への多大なる貢献などが評価され、平成12年には黄綬褒章を受章しています。

 さて、この河忠酒造の創業は明和2年(1765年)と古く、その酒造りの歴史は2世紀半にも及ぼうとしている老舗です。 現在の当主、河内忠之氏は九代目ですが昭和46年生まれの若き蔵元です。元々造り酒屋を継ぐ気は全く無かったと言う彼が、 大学時代に仲間と東京で飲んだ日本酒は美味しくないものだったそうです。

そんな河内氏が家庭の事情によりこの蔵に入ることになったのは平成7年のことです。戻ってすぐに郷杜氏からこの蔵の全ての酒を ひと通り飲ませてもらった時に、自分の実家で造っていた酒の旨さに初めて気付き、そしてこの日本酒の本当の旨さを多くの人に 知ってもらいたいとの思いが沸々と湧いてきたのです。
 しかし自分が当主となって造る酒はどうあるべきか、ただ飲んで旨いだけの酒造りでいいのだろうか、と自問自答した結果導き出した答えは、 徹底的に地元、地産に拘った独自の酒造りでした。その頃は、水は昔から敷地内で汲み出される西山連山からの豊富な伏流水を使っていましたが、 米は上級酒用には兵庫産の山田錦などを使っていました。上級酒も含め全ての米を地元産のしかも低農薬の安全なものを使いたいと、 地元の農家に協力を得て「高嶺錦」などこの地域特有の米作りにも取り組みました。

九代目 河内忠之氏

河内屋看板と想天坊暖簾のある蔵内の様子

 このようにして、歴史ある酒蔵の酒造りに新たな熱い思いを吹き込もうとした若き蔵元を支えたのが、言うまでも無く郷杜氏をはじめとする酒造り職人の蔵人たちだったのです。
  新潟の地酒は淡麗辛口が特徴と言われ全国の皆様から愛飲されておりますが、ここ河忠酒造の郷杜氏の越後流の醸造技術により、軟水を使い、その水と米に合った粘り強い糀で 長期低温発酵させた酒はそれまでの新潟清酒の枠を超えた、淡麗の中にもしっかりとした旨みのある、独自の地元産の本当の「地酒」を造り出したのです。

  こうして新しい息吹を吹き込まれた河忠酒造の酒は、昔からの酒銘「福扇」をそのまま引継ぎ、古くからの地元の愛飲家の方々をはじめ県内でも更に多くのファンを惹きつけ、「福扇」の新しい歴史を刻み始めているのです。

酒造りの様子 酒母

発酵中

蒸気のあがる釜場

  一方、ここ河忠酒造には「想天坊」と言う銘柄もあり、近年マスコミで取り上げられたりインターネットにも登場したりしておりますが、 これは同酒蔵が全国展開のために新たな販売戦略により造っている酒です。この酒も材料や造りに拘る若き蔵元と郷杜氏の手によるもので 愛飲家から高い評価を受けている酒ですが、新潟屋が皆様にお勧めしたいのはやはりこの酒蔵の看板酒である「福扇」なのです。
  一時の流行やブームに乗って売上を伸ばすことも、厳しい酒造業界においてはとても大切なことではありますが、そのような流行りすたれにブレること無く、 自蔵の酒造りの本筋を貫き通す定番酒「福扇」こそ新潟屋が皆様にご紹介する義務がある日本酒と考えております。

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