麒麟山酒造について

メーカー概要

麒麟山酒造株式会社

創業 1820年代(文政年間)
所在地 新潟県東蒲原郡阿賀町津川46
電話番号 0254-92-3511
FAX 0254-92-5166
ホームページ http://www.kirinzan.co.jp/

麒麟山酒造について

阿賀町津川はまるで水墨画に描かれたような山々がそびえ、緩やかで静謐な、しかし時には激しい気性をむきだしにする阿賀野川が雄大に流れる町です。 福島県との境に位置し、かつては会津と越後を結ぶ交流の拠点として栄えていました。
  この町は、毎年5月3日に「狐の嫁入り行列」という祭りが行われることで知られています。 「狐の嫁入り行列」という祭りは、狐に扮した花嫁と仲人及びお供合わせて100人以上の行列が町内を通る会津街道を練り歩きます。 行列が津川のシンボルともいえる麒麟山、その麓の常浪川に掛かる城山橋に到着すると、橋の上で花嫁と花婿が出会い、 川の中に特設された水上ステージにて結婚式・披露宴を執り行い、それが終了すると夫婦は渡し舟に乗って川を渡っていきます。 山には地元の小学生たちが灯す狐火が駆け抜け、幻想的な風景が描き出されるお祭りです。
  この祭りでは、祭りの参加者、および公共機関の職員など町と祭りに携わる全員が狐の顔を模ったメイクをし、さらに観光客にもメイクが施されます。祭りの日は町中の人が狐顔となる様は、まさに壮観です。

 

 

  その祭りメインの場ともいえる花嫁と花婿が出会う常浪川の城山橋の、すぐたもとにあるのが今回ご紹介する「麒麟山酒造」です。
  その麒麟山酒造で、製造部の後藤部長にお話をお聞きしてきました。そこで、酒造りで大切なことは「水」「米」「気候・風土」「人」だと、まずはじめに後藤部長は切り出し、お話をしてくださいました。
  まずは「水」。津川には間隔なくそびえるたくさんの山があり、その山に降り積もった雪は清らかな伏流水となります。そしてが沢や湧き水などの豊かな水の恵みを与えます。麒麟山酒造ではこの非常に豊富でやわらかい性質のこの水を使って酒造りを行っています
  つぎに「米」。麒麟山酒造で使用される原料米は、地元の契約農家で作られた米を使っています。
  昼夜の気温差が激しいこの土地は、米作りにも適しています。土壌も水も良質のため、県内でも最高ランクの米を作ることができるのです。 酒造米は、そのなかでも更に良い米が出来る場所だけでつくられており、この土地で作られる越淡麗などの酒造米は、その自然条件をいかし、 トップクラスの大変品質のよい酒造米ができあがります。
  また、麒麟山酒造では「奥阿賀酒米研究会」という、よりよい酒米作りを探求する地元の農業者の活動にも参加しています。 地域のいち企業として、地元の方々とのつながりを大切にしています。

 

 

 

  そして「気候・風土」。山が間近に迫り、風通しのよくないこの地域は、寒暖差が大変きびしいところです。 このような地理条件は、朝晩の極端な温度差を、夏には茹で上がるような暑さと冬には氷点下に凍てつくような寒さという、厳しい気候を町にもたらします。
  人間にとってはつらい気候ですが、酒造りには最適の気候なのです。冬に行われる酒造りでは、低温のなかでの発酵は大変ゆっくり進みますので、 そうして出来上がるお酒は淡麗な味に仕上がります。冬の寒さが厳しいこの地域では、より淡麗できれいな辛口のお酒を造ることができるのです。

  最後に、一番大事なのは「人」です。今のように麹や醪(もろみ)の温度が簡単に測れたり、 成分値の分析できる機械がなかった頃の杜氏は、五感をフルに使って酒造りをしていました。自分の体温や、嗅覚、視覚などが基準となっていましたから、 風邪などひいていられませんでしたし、味覚や嗅覚に影響を与える食事などにも大変な注意を払っていました。 それは現在でも基本的には変わりありませんので、蔵人たちの苦労は大変なものにちがいありません。
  ここでいう「人」というのは、酒造りの技術はもちろんですが、蔵人にとってもっと大切ことは経験なのだそうです。 自然の環境の中で酒造りが行われていた時代には、蔵人たちはその作業のやり方を上司から教わることはなく、杜氏の酒造りのノウハウを全て、酒造りに携わりながら見て学びました。 このように、経験を積み向上心を持って臨むことで蔵人たちの酒造りの技術は備わっていくそうです。

 

 

  麒麟山酒造さんでも他の酒蔵と同様、今では機械設備を整え酒造りを行っています。ですが、後藤部長は「機械設備があっても、酒は生き物です。 そのため、絶対に人の手、人の感覚が必要です」と話して下さいました。よりお客様がおいしいと感じるお酒を造るために、機械がその作業を担うことで改善され、 よりおいしいお酒ができるようになった部分もあります。ですが、その機械を使う側の人間が、その作業・過程の内容と目的を理解してこそ、 はじめて機械がおいしい酒造りのために十分な力を発揮するのです。
  「原料の米を精米し洗い、蒸す作業を担当する釜屋と呼ばれる蔵人がよい蒸米を作ることができれば、その次の麹をつくる麹屋はよい麹を間違いなくつくれるし、 その次の酒母造りではよい酒母ができあがり・・と全てがつながります。そして、最後にはおいしいお酒ができあがるのです。 だから、私たち麒麟山酒造が最も大切にしているのは「人」、さらには「人の和」なのです」
  そう話してくださった後藤部長は、蔵人たちに今している作業の目的や方法についての話や酒造りについての話をなるべく頻繁にするようにしているそうです。そうして築かれている「人の和」がつながり、つくり出されるのが、麒麟山酒造のお酒なのです。

製造部部長 後藤武男氏

「人の和」

 純米酒の味わいの特徴として、米の香りが深くふくよかなお酒というものが最も一般的です。 ところが、麒麟山酒造の純米酒は、「純米酒らしくない純米酒」と言われるほど淡麗な純米酒なのだそうです。淡麗な味というのは、 新潟のお酒の全体的な傾向としても特徴付けられていることですが、それと比較しても、さらに辛口の際立った、とてもきれいなお酒なのです。
  その味がきれい過ぎてあっさりしすぎていると言われることもあるそうですし、最近では個性を出した多様な酒を造っている蔵もあります。 ですが、麒麟山酒造が造るお酒は、この淡麗で辛口の酒です。 先人たちが長い間造り続け、そしてこれからも造り続けていく麒麟山酒造の味なのです。ぜひ一度、味わっていただきたい新潟のお酒です。

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電話:025-256-8077

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