渡辺酒造店について

メーカー概要

合名会社 渡辺酒造店

創業 1868年(明治元年)
所在地 新潟県糸魚川市根小屋1197-1
電話番号 025-558-2006
FAX 025-558-2273
ホームページ http://www.nechiotokoyama.jp/

渡辺酒造店について

  新潟市から高速道路で富山県方向に約2時間、富山県のすぐ手前に糸魚川(いといがわ)市があります。糸魚川市の中心部は日本海に面していますが、 そこに長野県白馬岳の湧水を水源とする姫川が流れ込んで来ています。姫川は水質が極めて良好で、またヒスイが採取されることでも知られていますが、その河口から10㎞程上流に合流している川が根知川(ねちがわ)です。
 今回ご紹介するのは、この根知川を挟んで広がる「根知谷」と呼ばれる地域で酒造りに取組んでいる「渡辺酒造店」です。

  この「根知谷」、両側を山に挟まれた幅が700mほどの緩やかな斜面が2.5㎞程続いていて、その先は両脇から山が迫り徐々に幅が狭くなってゆきますが、この谷間全体に約170haの田んぼが広がっているのです。その情景は言葉で表現するのがとても難しいのですが、そこに居るだけでとてもゆったりとした 長閑な気分にさせてくれます。この谷の奥にそびえる駒ケ岳はいかにも岩山が隆起して出来たという威容を誇っていて、そこから流れ出る水は清冽で透明感が 溢れるように感じられます。また川下から稲穂を揺らしながら山に向かって吹く風は爽やかで心地良く、陽も斜面の隅々にまで燦燦と降り注ぎ、見ているだけで こんなところで育つ稲はきっと美味しい米になるように思えるのです。

根知谷の風景

 渡辺酒造店では、こののんびりとした景色の広がる根知谷の田んぼで、自社で酒造りに使用する殆んどの米を栽培しています。それは、酒造りにとって大切なのは「米」と「水」と「仕込み」だと、6代目社長の渡辺吉樹氏はかねてから感じていたからなのです。
  それまで仕込みに使う米は、他の酒蔵と同様に専門業者から一括購入した米を使っていましたが、それはどこでどのように作られた米なのか判らないし、また求める品質のものや必要な量が手に入らないことに困難を感じていたのでした。
  酒の良し悪しを決める大切な米を、他人任せにしていたのでは納得できる酒造りはできないと、渡辺社長の大号令の下、平成15年に1枚の田んぼからこの蔵での米つくりが始まったのです。とは言うものの、道具も機械も何も無い中で、田んぼに出ての米作りはそう簡単なものではなかったはずです。暑さ寒さに強い苗を育てるのに試行錯誤を重ね、 農薬を極力減らしたいとの思いは草取り地獄に苦しむことなり、さまざまな苦労を重ねながらも毎年作付けを増やし、今では契約栽培を含め16haの田んぼでこの蔵の米を栽培しているのです。そして将来的には30haにまで増やしたいと渡辺社長は考えているのです。

渡辺吉樹社長

  日本酒では、米の多少の出来不出来があっても仕込みの中でそれをカバーしながら、それなりの酒に仕上げる手法や技が各酒蔵にはあるためか、 ワインにおけるブドウほどには年ごとの米の出来を問うことは少ないようです。しかし日本酒でもワインと同じように、原材料である米の品種や品質や 出来具合にもっと注目すべきであり、もっと関心を持つべきだと渡辺社長は力説しています。そんな考えで米を作るうちに、その年によって 最高の米が獲れる田んぼが毎年同じでないことに気付いたのです。それは天候や気候や水温などさまざまな条件によって変わるのでしょうけれど、 この場所がベスト、このやり方がベストとは言い切れないものだったのです。渡辺社長が30ヘクタールの田んぼで米を作りたいと言うのは、 数多くの田んぼで米を作る中からその年の出来の良い米を選抜して、それを使って酒造りをしたいという何とも贅沢な思いがあるからなのです。

酒造米

 とは言っても、ただ米作りだけに一所懸命になっているわけではありません。もちろん酒造りにも米作り以上の情熱を注いでいることは言うまでもありません。 一言で言ってこの酒蔵の造る酒の特徴は、軟水の仕込水に米の旨みをじっくりと引き出した穏やかな口当たりの中にしっかりとした酒の美味しさを持った、とても上質な酒です。

 城山というこの酒蔵に程近い山からの伏流水は、蔵の敷地内の、深さが10m程の手掘りの浅井戸の底を流れていると言います。 3本ある井戸で、最も適する井戸で仕込み水を取り、外はバックアップ用の井戸と洗い水用の井戸と、水にはとても恵まれている所です。 隆起した山のザックリとした地質からほとばしり出る軟質のこの水こそが、この蔵の円やかな酒質を決定付けているものなのでしょう。

精米機の倉庫

 精米機のある作業場に行ってみると、秋に収穫した米は、どこの田んぼで取れた米かが判るように分けられていて、それぞれの米の栽培由来や生育過程もしっかり管理されています。それは自分達で米を栽培しているからこそ出来ることであり、どのようにして作られた米がどのような酒になるのかの全てを知ることが出来るのです。そしてそれは、より良い酒を造るための米作りに フィードバックされることとなり、米作りからの一貫製造体制による酒造りという、この蔵の強みを益々強固なものにして行くのだと思います。

根知男山の看板

酒蔵 外観

 ここのように、米作りや酒造りに並外れた情熱を持つこの酒蔵が、実は年間で500石程しか酒を造っていないのです。普通の酒蔵では地元での業務用や晩酌用の酒として普通酒を造っておりますが、今はこの蔵には普通酒はありません。
 精魂込めて作った米を、限られた設備や人員の中で造る酒はどうあるべきか。その答えが今のこの蔵の造る酒に現れているのではないでしょうか。それは私たちに、日本酒がワインと同じように産地や品種や品質を細かく問われる時代が近付いてきていることを予感させてくれているように思います。

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店舗紹介

セルフ片山 ピアBandai店・新潟屋

住所:新潟県新潟市中央区万代島2-5
営業時間:10:00~19:00(土・日・祝日9:30~)
電話:025-256-8077

セルフ片山ピアBandai店は訪日外国人旅行者向けの免税サービス対応店舗です。

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